次はつぼみを作っていきます。
ワイヤーの先を3~4mmほど曲げておきます。(大きめの方は5~6mm程度)
1.5(2)cm角(黄色)の生地の半分にボンドを塗り、半分に折りたたみます。
折りたたんだ片面に、ボンドを塗ります。
曲げたワイヤーの部分にクルクルと巻き付けます。
つぼみの芯の完成です。
つぼみの花びら、ガクの部分は、返し丸つまみ(裏丸つまみ)という技法で作っていきます。
1(1.5)cm角の生地を丸つまみにします。
足を1/3位の位置でカットします。
足をボンドで引っつけます。
お尻の部分を開くようにしながら裏返します。
ふっくらとしたお尻の部分を指でしっかりと押さえ、ピンセットを使って、引っつけた先の部分を、チューリップ状に開きます。
全部で4つ作ります。
裏側全体にボンドをつけます。
先に作っておいた、ワイヤーの芯の部分に貼り付けていきます。
ひらひらの先端と、芯の先が合うように引っつけます。
ギザギザの隙間に、次のギザギザが重なるように、花びらを重ねながらくるりと巻くように、4枚を引っつけます。
根元部分と、胴の部分を指でしっかりと引っつけます。
先端を指で押しながら、ギザギザの先が少しだけ丸く内側に倒れるようにします。
ボンドの乾いていない、柔らかいうちに整形します。
外側(2段目)も、同じように、1.5(2)cm角の生地を、返し丸つまみにし、先を開いたものを5枚作ります。
今度は、巻いた芯の根元に合わせて貼り付けていきます。
その時に、1枚目のギザギザの先端からズレてしまわないように上下を上手く合わせながら貼ります。
ギザギザの隙間に次の花びらのギザギザが入るように重ねながら巻いていきます。
5枚目は、1枚目の下にもぐらせたりせず、そのままぺたりと貼って終われば大丈夫です。
花びらをしっかりと引っつけたいので、花びらの裏側全体にボンドを塗っておきます。
全部、貼り付けたら、根元と胴の部分を指でしっかりと押さえ、馴染ませます。
ボンドが乾いて、先が固まる前に、指で押さえて、先を丸く整えます。
固まってしまったところは、ピンセットで挟んで、内側に軽く曲げておきます。
全部がまるまっていなくても、動きがあった方が面白いので、多少は大丈夫です。
ガクを作ります。
つぼみと同様に、1.5(2)cm角の生地で、返し丸つまみを作ります。
膨らんだお尻の部分を指でしっかりと押さえ、ピンセットを使って、引っつけた先を剥がします。
ガクは少し動きを出したいので、ボンドが乾く前に、剥がした先を指でつまんで、細く整形します。
つぼみ用に4枚、花用に5枚作ります。
つぼみの根元よりも少し下の部分に貼り付けます。
その時も、ガクの裏側全体にボンドをつけます。
この時、はみ出るほどのボンドをつけると、ボンド痕が残るので、つけすぎは禁物です。
つぼみと同じ要領で、1枚ずつが少しずつ重なるように、くるりと巻くように貼りつけていきます。
全部貼り終えたら、指で押さえて、根元と胴の部分を馴染ませます。
つぼみの完成です。
次は花にガクをつけていきます。
1.5(2)cm角(深緑)の生地の半分にボンドを塗り、折りたたみます。
花びらを葺いたおちりんの根元に、半分に折った生地にボンドをつけて、適当にクルクルと巻いていきます。
返し丸つまみで作ったガクを1枚ずつ貼り付けていきます。
花びらの根元に届くように、おちりんの台紙が隠れるように貼り付けます。
1枚目のガクと2枚目のガクが重なるように、ギザギザの隙間に次のギザギザが入るように、調節しながら、5枚、貼っていきます。
全部貼り付けたら、隙間やガクの先の向きなどをピンセットで調整します。
お花とつぼみが出来ました✨
根元のワイヤーに薄くボンドを塗って、2本取りの緑の糸を巻きつけていきます。
少しずつボンドを塗りながら、適当な長さまで巻いていきます。
つぼみの方のワイヤーにも同様に、緑の糸を巻き付けておきます。
花よりつぼみを少し下の位置に配置して、2本を糸で巻いて引っつけます。
位置を決めたら、そこには薄くボンドを塗って、糸を巻いて固定していきます。
適当なところまで巻いたら、糸をカットして、花とつぼみの完成です。
次は、葉っぱの作り方を載せて行きたいと思います。