少し前に、夏色の髪飾りを作った時に添えた、小さな白いお花がありました。
丸つまみを裏返しにして作る、返し丸つまみ(裏丸つまみ)という技法です。
ぷっくりとした花びらが、丸つまみとはまた違った可愛さを醸し出していて、大好きな技法です。
とはいえ、返さないと行けないので、ちょっとめんどくさいのですが……
ということで、返し丸つまみのやり方を、簡単に載せておこうと思います。
要するに、丸つまみを裏返す。
と言うだけの事ですが……😆😆✨
まず、丸つまみをつまみます。
写真の画像は縮緬を使って作った時のものです。
足全体にボンドを塗って、止めつけます。
指でしっかり押さえて引っつけます。
おしりの部分を指でつまんで、ひっくり返します。
角の部分など、丁寧に返して、花びらの形を整えます。
裏側はこんな感じです。
薄い生地を使う時は横に倒して、押さえておきます。
先からしっかりとボンドをつけて、台紙に貼っていきます。
裏返した時の、花びらの整形の仕方しだいで、膨らんだ花びらや細長い花びらにすることが出来ます。
この縮緬の花びらは、しっかり広げて、横広がりの大きな花びらにしています。
1枚ずつの端が重なるように葺いていきます。
最初の花びらと最後の花びらが重なり合うように葺いたら、ペップを差し込みます。
何本かを糸で巻いて束ねたペップにボンドをつけて、真ん中に差し込みます。
完成です✨
髪飾りに使った白い花びらはこちら
羽二重より少し厚みのある、襦袢地を使っています、
ハリがあるので、形を整えやすいです。
1.5cm角で、72枚つまみました😆
米粒みたいです(笑)
これを、8mm台紙のおちりんに葺いていきます。
先に、おちりんの方にもボンドをつけておいて、表面を少しだけ乾かしておくと、花びらが着きやすくなります。
6枚葺きます。
しっかりと形を整えておくと、葺きやすいです。
こっちのお花は2段なので、1段目の花びらと花びらの間に葺いていきます。
真ん中に花芯をつけたら完成です💗
プクプクで可愛いです😊💗💗