つまみ細工 生地の染色 準備物と下準備

今日は、単色染めと複色染めについて載せていこうと思います。

 

以前の記事は古く、探すのも大変なのと、やり方も多少変わっている点もあるので、更新したいと思います。

 

まず、下準備をします。

 

用意するもの(単色、複色どちらを染める場合も用意します。)

 

※染め粉(ほっこり屋は、みや古染のコールダイホットを使っています。)

お酢(絹などの動物性の生地を染める時にはお酢を使います。綿などの植物性の生地を染める時は塩を使います。)

※絹生地(ほっこり屋は、リサイクルショップで仕入れてきた古着を使っています。反物の胴裏生地(羽二重)もあれば、着物を解体して取る胴裏もあります。他に襦袢生地、着物生地も無地の物であればその時々に合わせて染めて使います。)

※ビニール手袋(染料を扱うと、爪や爪の中、指、手の平など、染まってしまうので、手袋をはめます)

※鍋(大きめのものが良いです)

※食器用洗剤(染めた生地を洗うのに使います)

※複色染めの場合は、沢山の染料を使うので

ヨーグルトやゼリーなどの空き容器を何個か用意します。(紙コップでも良い)

※染料を取るための、小さなスプーン(プリンやゼリーなどに付属されているプラスチックスプーン)

※複色染の、染め生地に熱を通す時に使う、ジップロック(1枚なら小で良い)

※お盆(染料の粉がこぼれたり、溶いた染料がひっくり返っても大丈夫なように、お盆の上に乗せておきます。複色染めは、お盆のに生地を乗せて染めていきます。)

 

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お酢は安いもので大丈夫です。

 

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鍋は、水を入れて沸騰させておきます。

 

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生地をカットしておきます。

50cm~1mくらいに切っておくと扱いやすいです。

 

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単色染めでも複色染めでも同じく、生地をぬるま湯で洗い、先についている糊や汚れを落とします。

 

少しの間、浸けておくのがオススメです。

 

汚れや臭いが酷い場合や、着物の解体から出た胴裏などは、シャンプーを使って、しっかりと洗っておきます。

 

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生地が柔らかくなってきたら、軽く絞って置いておきます。

 

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ここまでが、染めを始めるための下準備です。

 

次は、単色染めのやり方を紹介したいと思います。