前回までで、秋に行われる、結婚式に参列するための、もみじの髪飾りと帯飾りを作りましたが、今回は同じ依頼者からの、春に行われる、息子さんの卒業式のための、髪飾りと帯飾りを作っていきたいと思います。
前回のもみじでは、結婚式という事もあり、花嫁様の邪魔にならないように、華美さを控えて、年齢相応の落ち着きのある作品に仕上げましたが、(のつもり…)今回は、卒業ということで、少し、華やかさを出していこうと思っています。
もみじでは、金具なども、花嫁様が1番であるということを前提に、シルバーを使いましたが、今回の作品では、しっかりゴールドを使って華やかさを演出します😆😆
という事で、今回の巻では、帯飾りに使う、葉物の作り方を公開したいと思います!
ぜひ、参考に素敵な葉物を作ってただけると嬉しいですね!
やはり、何か足りない…という時には、葉物、グリーンが引き立て役として1番です✨✨
まず、今回の葉物は剣つまみを使っていくので、剣つまみの葉を作っていきます。
1つの枝に3枚使います。
剣つまみをして、開いている方の先をボンドで引っつけたら、布端側の角を、バッサリと切り落とします。
シャープな葉っぱを作るために、切り落とした方が、シュッと長いイメージの葉っぱが作れます。
上が、角をボンドで留めた物です。角の部分を切り落としたものが下の2つになります。
そして、切り落とした方の、布端の部分がほつれないように、ボンドで補強します。
頑張って、写真を撮ったのですが、見にくいですね…😑💧
薄くボンドを塗って指で慣らしておきます。この時に出た糸などは、ハサミで切ったりして始末しておきます。
次に、補強した部分にボンドを塗って、針金に留めつけていきます。
指でしっかり押さえて、引っつけます。
作った葉を2枚、3枚と、少しずつずらして段差をつけながら、ボンドで留めつけていきます。
裏側はこんな感じです。
次は、ペップの大き目の物を3本使って、実の部分を作ります🌿
半分に折り曲げて、実が6個、重なり合わないように、段々に並んで見えるように押さえます。
指で押さえている部分に、ボンドをつけて、ペップがバラバラにならないように、指で慣らします。
慣らしてまとめたペップを、葉につけていきます。
作った葉の根元にペップを配置して、指で押さえたら、ペップをまとめたように、指で押さえている辺りにボンドをつけて、指で慣らしておきます。
葉とペップの根元から、ボンドをつけた部分に糸を巻いて動かないように固定していきます。
本格的にはこの巻く糸も、絹糸を使うべきなのですが、高価なので…ほっこり屋は、普通の木綿糸…しかも100均のものを使っています💦
すいません💦💦
巻き終わりの糸をボンドでしっかり留めます。
ほっこり屋は、この枝を2つ、繋げて使いたいので、同じものを2つ、つけていきます。
作った枝を、好きな形に並べたら、先ほどと同じ様に、ボンドで慣らした後、糸で巻いていきます。
その時、枝が自由に動かせるように、糸を巻き始める位置を考えて巻き始めるのがコツです!
せっかく、針金を使っているので、形を自由に動かせないと意味がありません!
たくさん動かしたい場合は、巻き始めを長く。葉の部分だけ動かしたい場合は巻き始めを短くすると、良いと思います😊✨
2つを合わせた物です。糸の部分が見えて気になるので、もう、2枚、葉を足しました。
いい感じの葉の枝が出来上がりました~!
可愛い😊💕
剣つまみのシャープな感じがとってもいいですね✨✨
剣つまみをそのまま使うと、折り目がふんわりして、シャープさが薄くなるので、ほっこり屋は、折り目をしっかりとピンセットで挟んで、折線をつけています。
すると、先もピンピンの尖った葉っぱができますよ!
お花の場合も、しっかり形をつけるとシャープで繊細な雰囲気の物が出来上がります✨
さてさて、この枝をつければ、帯飾りの完成です✨🎶